2014年1月13日月曜日

三ヶ日みかん蒲郡みかんの巻

あけましておめでとうございます。
2014年になりもう2週間が経ちます。
時々しか書かないブログですが、気長におつきあいください。

今日のお話は前回の続き、といっても一ヶ月前に書いたんだね。
自分のお店は豊川市御油町なんですが、山を越えれば蒲郡、西に走ると三ヶ日があります。
地理的には蒲郡の方が近い。
全国的にみれば三ヶ日みかんの方が名が通っている。
じゃぁ、どちらが売れるかというと、どっちもどっち。
というより、美味しい方が売れていきます。


 お客さんによく三ヶ日と蒲郡どっちが美味しいのと聞かれます。
そんなときにはいつもこんな答えを出しています。
「一般的に三ヶ日は酸味が少しあるけど味が濃い。蒲郡は酸味は少なく甘さがあるが少し味が薄い。」
これが蒲郡と三ヶ日の味の違いです。でもこれは一般的にはです。
実際は生産者によって全然違います。
蒲郡でも味の濃いみかんを作る方もいらっしゃるし、三ヶ日でも酸味の少ないみかんを作る生産者もいます。
なので自分は必ず市場で味見して仕入れてきます。
お客さんの要望にできる限りお応えできるようにしているんです。
特に箱で買ってもらうお客さんには味見をしていただいて、自分の好みのみかんを選んでももらっています。
美味しいみかんの中でも、いろんなおいしさがあって、味の濃いみかん、メッチャ甘いみかん、酸味も少なく食べやすいみかんなどなど。
人に個性があるようにみかんにも個性があるんです。
しかもこれが作っている生産者によって違うんですよ。面白いですね。
だから、産地より生産者が重要ってこと。なのでマルイチ御油店では生産者の名前を書いて販売しているんですよ。
このことを参考にして、みかんを箱買いするときには生産者をみて、味見して購入を考えてください。
箱買いしてまずいみかんに当たってしまったときのショックはありえないですから。。。

2013年12月6日金曜日

山崎さんの三ヶ日みかんの巻

お久しぶりです(^_^;)
いや〜、書かなくなるとダメだね。。。

最近何人かの人にブログのことを言われて、そろそろ書こうかなと思っていてもすぐに時間が過ぎてしまう。
 まぁ、無理せずボチボチまた始めていきます。

今の時期はやっぱり『みかん』
とりあえず、今日は今ウチのお店で売っているみかんのお話。

愛知県の豊川市にお店がある土地柄、三ヶ日みかんと蒲郡みかんしか置いてないです。
全国的には三ヶ日みかんの方が有名ですが、蒲郡みかんも美味しいです。
じゃぁ、「どっちが美味しい?」とよく聞かれますが、話せば長くなるのでそれは次回にします。

 今回はマルイチ限定みかん「山崎さんの作った三ヶ日みかん」をご紹介。
在庫が残りわずかなので、早い者勝ち!!
この山崎さんは何を隠そう私の親戚です。
自分のおばあちゃんの妹さんが作っているみかんで、三ヶ日(現在は浜松市北区三ヶ日)の平山という場所にご自宅と畑があります。
先日もみかんを頂きに行くと、その山崎スミさんがお一人でみかんの収穫をされていました。
80歳を過ぎたおばあちゃんの作るみかん、メッチャ美味しいです。
自分は毎日市場で試食をしながらみかんを買うので、普通の方よりいっぱいみかんを食べるので、ある程度味にはうるさいです。
その中でも山崎さんのみかんは本当に味が濃くて美味しい。
毎年安定した美味しいみかんを作ってくれるので本当にうれしいです。
しかも、農協や販売店などには一切出荷せず、マルイチだけの独占販売です。
ただ、大・小様々だったり、ちょっと傷があったりするものもありますが、本当にいいみかんなのでぜひ一度味わってください。
目印はコレです。
  
山崎スミさんの顔入りみかん

ではでは、次回は蒲郡みかんと三ヶ日みかんの違いをお話しします。

 


2013年7月22日月曜日

土用の丑の日になぜうなぎなの?の巻

魚屋の大将:坂口さん
今日は土用の丑の日、うなぎの日!! 
でも土用の丑の日になぜうなぎを食べるのか???
諸説あるようですが、まず1000年も前から夏バテにはうなぎは良いと言われていたようで、暑い夏にうなぎを食べることは自然に生活の知恵として定着して いたようです。また、暑さが厳しく夏バテをしやすい時期だから、昔から「精の付くもの」を食べる習慣があって、土用しじみ、土用餅、土用卵などもあります。
しかし、今のように土用の丑の日としてにうなぎを食べる習慣が一般化したきっかけは江戸時代にさかのぼる。時は幕末、日本のダ・ビンチとも言 われる博物学者・作家・画家・陶芸家・発明家の「平賀源内」が、商売がうまく行かない鰻屋に、夏に売れないうなぎをどうしたら売れるか相談された平賀源内は「本日、土用丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたところ鰻屋は大変繁盛し、他の鰻屋も真似するようになり、土用の丑の日にうなぎを食べる風習が定着したという。
助っ人のジョナタン

実際に、うなぎにはビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待でます。ただ、うなぎの旬は冬眠 に備えて身に養分を貯える秋から冬にかけてが一番いい時期で、脂ものって美味しいんです。夏のうなぎは多少味がおちますが、やっぱり夏にうなぎを食べたい ですよね。
でも、最近はうなぎの稚魚の高騰で年々価格が上がっています。その影響で鰻屋の閉店が全国的に相次いでいるようで、うなぎの仕入れ値が 上がり、鰻重などの価格も上がる。そして、お客の足も遠のき、昔からやっている老舗も看板を下げるという悪循環。もしかすると、数年後には土用の丑の日に うなぎという時代も終わってしまうかも。

いい照りしてます(^o^)

ただ、今年のマルイチ御油店は仕入などを最大限努力して、国内産のうなぎの蒲焼きをどこよりも安い1尾1480円で販売中。しかも炭火焼き!!
そして、今年は二の丑と言ってもう一回土用の丑の日があるんです。次回は8月3日(土)だけど、ウチの店は御油祭りとかぶってしまい、8月2日(金)のやります。今日を逃した人はぜひ、次回!!

2013年7月21日日曜日

すごいチェリーを発見の巻

今年の春先に、ある友人と話していました。

「レイニアチェリーが食べたいけど売ってないよね?」

これがきっかけでした。

自分は『レイニアチェリー』を知らず、初めて聞くフルーツでした。
友人はアメリカ人とのハーフで、結婚して今は日本に住んでいますが、アメリカにいた時に、よくこのレイニアチェリーを食べていたそうです。
日本で一般的なアメリカのチェリーと言えば、ちょっとどす黒い大きめのサクランボで、果肉がしっかりしていて、食べ応えのあるものです。

分からないことがあったらまずはGoogle先生!!
早速でググってみると、レイニアチェリーは普通のアメリカンチェリーとは違い、色は日本の佐藤錦のようで、サイズも日本のものに比べ1.5倍くらい。コストコでごく稀に売っているようで、ネットでもかなり美味しいと評判。
アメリカのワシントン州が産地のようで、友人はヤキマという街で、よく食べていたそうです。
そこまで言われたら果物好きとしては何とかして食べたくなる(>_<)
あらゆる手段を使って仕入れてしまいました。(職権乱用・・・。)


いつもお世話になっている、名古屋の市場で果物担当の方にお願いして1箱だけ仕入れてもらい、昨日早速いただきました。
はっきり言って日本のさくらんぼより断然うまいです。10円玉くらいの大きさで、種が小さく食べ応えがあり、果肉が柔らかいので食べやすく、酸味が少なく甘みが強いという最高のさくらんぼ。従業員や友人たちに食べてもらいましたが、口々に「何これ!!」ってビックリしてました。
こんなに美味しいレイニアチェリーをなぜもっと販売しないんだと思うけど、いくつか問題点があるようです。

まずは価格。
通常のアメリカンチェリーの仕入価格が2倍。かなりお高いチェリーなんです。
そして、もう一つ。糖度が高いので傷みやすい。すぐに販売しないとどんどん腐ってきます。
となると、傷むコストも考え、販売価格はアメリカンチェリーの2.5倍から3倍ほど。
また、天候にも左右されやすく、ある年には全然入荷のない時もあったよう。
かなり貴重なレイニアチェリーですが、今年の入荷もほぼ終わってしまったので入手困難、また来年個人的に仕入れたいと思っています。
なぜ個人的にかって、だって高すぎてウチの店では売れないんだもん!!
どうしても欲しい人は相談してくださいな。
あぁ〜、日本でもレイニアチェリー作ればいいのに。。。

2013年7月18日木曜日

ハウスみかんとシャインマスカットの巻


最近は果物が豊富になってきて、店長としてうれしいです。
(自分が果物好きだから。。。)
今日は蒲郡のハウスみかんの袋づめが入荷しました。
大きさは不揃いですが、味は抜群です。
やっぱりハウスみかんは蒲郡ですね。
しかも、お値段が1Kg入って398円!!!
あと、今年初のシャインマスカットが入荷です。
昨年もたくさん販売しましたが、皮ごと食べれて甘さ抜群のマスカット。
東京などでは1房5,000円を越えるものも。
マルイチはそんな高級ぶどうもお手頃か価格で販売します。
今日は初入荷ということもあって1房480円で販売!!
贈答用にも家庭用にももってこいの商品です。

たまにはこんな日記もどうでしょう?

2013年7月12日金曜日

夏と言えばスイカでしょ!!


夏の果物の代表格「すいか」
子どもからお年寄りまで愛される「すいか」
東三河は全国的に見てもとてもよい西瓜(スイカ)の産地。
有名なところは豊橋の天伯すいか。
この地方では「天伯産なら美味しいよね」と言われるほど。
でも、実は天伯以外でも美味しい西瓜がいっぱいあります。
天伯周辺の土地、高師や大清水なども美味しい西瓜ができるんですよ。
天伯という名を付けることはできないけど、天伯より美味しい時もあるんです。
豊川でも美味しい西瓜を栽培する生産者がいます。
生産者によって味が違うので、いい生産者を探すのが仕入の鉄則。
あとはいつ仕入れるかも重要。
雨の日の後に収穫した西瓜は若干味が落ちます。
晴天が続いた後に収穫した西瓜の方が甘さが増すんです。
なので、天気も計算して西瓜も仕入れます。
市場ではこんな感じで並んでいます。
厳選した御油店のスイカ達ですが、12度以上あれば甘くて美味しといわれる糖度を超えて、カットして販売している大玉の天伯スイカなんて、13.5度を記録しました。
小玉すいかだって侮ってはいけませんよ。意外とこれが美味しいんです。



じゃぁ、なぜ夏は西瓜なのか?

今の季節にその時採れた果物や野菜を食べることはすごく人間の体にいいんです!!
春のいちご、夏のすいか、秋の柿、冬のみかんなどなど。
それぞれに、それぞれの意味がある。

夏のすいかにはどんな意味があるのか?
すいかの果肉成分の九割以上が水分でるきているです。
すいかに体を冷やす作用があるので、夏場の日射病の予防や解熱などに効果があるので、特に暑い夏に冷たいみずみずしい西瓜を食べるのは理にかなっています。
今週はかなり暑くなりましたね(>_<)
連日30度を越える猛暑日で、熱中症で倒れる人が続出したってニュースでやってました。
なので今週は気合いを入れてスイカを販売したけど、うれしいことにかなり売れました。
大玉すいかから小玉すいか、カットスイカまで様々なスイカが今までになく飛ぶように売れていきました!!
この調子で来週もじゃんじゃん売っていきますよ(^o^)

2013年7月7日日曜日

夏の風物詩!!マルイチ八幡店「夜店」の巻

今年で三年目。回をますごとに参加人数が増えているマルイチ八幡店の夜店。
自分も応援に駆けつけました。
2011年にオープンした八幡店は、新興住宅地のど真ん中。
周りはまだ宅地も多く、これから発展していく場所です。
お店も少なく、イベントも多くないようで、すっかり夏の風物詩になりつつあります。
一年目は、ちょっと高をくくっていて、あまり人も来ないだろうと思い、準備を少し手を抜いたら、予想外のお客さん。
その時は、焼そばを焼いていたんだけど、ふと気づくと目の前にすごい人の列。
焼いても焼いても追いつかない。。。
焼そばを買うのに、1時間待ち。来られたお客さんに本当に申し訳ないことをしました。
なので、この年はもう一度リベンジしたんだけど、その時は雨。がっかり。。。
次の年の昨年は準備を万全にして望み、昨年の反省を活かして開催。
随分、従業員の手際もよくなり、スムーズにできたけど、やはりまだ反省点もあり、今年が4度目の夜店。
夕方6時スタートだったのを、5時くらいからいつでも販売できるように準備を整え、地域の方々をお出迎え。
子どもからお年寄りまで楽しめるように、いろいろなブースを用意。

ポテトやから揚げの揚げものは、バイキング形式で自分で必要な物をチョイスして、最後に会計。

イカ焼き・フランクフルト・五平餅・みたらし団子・みたらしだんご・やきそばの焼物系は暑い中焼く人たちががんばって、おいしい食べ物を提供できました。
カットフルーツは先に切って用意していたけど、それだけでは間に合わず、その場でカット販売。

パイナップルはデルモンテ社のゴールデンパイナップルを用意。このパイナップルが最高に甘くて美味しいんです。
みんなその甘さと味の濃さにビックリしてました。
ゲーム系はくじ引き・ヨーヨー風船釣り、今回人気を博した輪投げ。多くの子どもたちが楽しんでいました。

みなさん夏の夜をゆっくり夜店で味わっておられました。
来場者もたぶん去年より多く、いったいどこからこんなに多くのお客さんが来たんだろうって思うほど。


最後までゆっくりしていた家族連れの方々は、「来年も楽しみにしてます!!」って言っていただき本当にありがたかったです。
また、来年の方が今年よりバージョンアップさせて、いい夜店を開催することができるでしょう。

その前に、次は自分のお店でもある御油店の夜店!!
8月3日(土)、御油の花火大会の中で行います。
花火を見ながら夜店を楽しんでください(^o^)