2013年7月22日月曜日

土用の丑の日になぜうなぎなの?の巻

魚屋の大将:坂口さん
今日は土用の丑の日、うなぎの日!! 
でも土用の丑の日になぜうなぎを食べるのか???
諸説あるようですが、まず1000年も前から夏バテにはうなぎは良いと言われていたようで、暑い夏にうなぎを食べることは自然に生活の知恵として定着して いたようです。また、暑さが厳しく夏バテをしやすい時期だから、昔から「精の付くもの」を食べる習慣があって、土用しじみ、土用餅、土用卵などもあります。
しかし、今のように土用の丑の日としてにうなぎを食べる習慣が一般化したきっかけは江戸時代にさかのぼる。時は幕末、日本のダ・ビンチとも言 われる博物学者・作家・画家・陶芸家・発明家の「平賀源内」が、商売がうまく行かない鰻屋に、夏に売れないうなぎをどうしたら売れるか相談された平賀源内は「本日、土用丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたところ鰻屋は大変繁盛し、他の鰻屋も真似するようになり、土用の丑の日にうなぎを食べる風習が定着したという。
助っ人のジョナタン

実際に、うなぎにはビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待でます。ただ、うなぎの旬は冬眠 に備えて身に養分を貯える秋から冬にかけてが一番いい時期で、脂ものって美味しいんです。夏のうなぎは多少味がおちますが、やっぱり夏にうなぎを食べたい ですよね。
でも、最近はうなぎの稚魚の高騰で年々価格が上がっています。その影響で鰻屋の閉店が全国的に相次いでいるようで、うなぎの仕入れ値が 上がり、鰻重などの価格も上がる。そして、お客の足も遠のき、昔からやっている老舗も看板を下げるという悪循環。もしかすると、数年後には土用の丑の日に うなぎという時代も終わってしまうかも。

いい照りしてます(^o^)

ただ、今年のマルイチ御油店は仕入などを最大限努力して、国内産のうなぎの蒲焼きをどこよりも安い1尾1480円で販売中。しかも炭火焼き!!
そして、今年は二の丑と言ってもう一回土用の丑の日があるんです。次回は8月3日(土)だけど、ウチの店は御油祭りとかぶってしまい、8月2日(金)のやります。今日を逃した人はぜひ、次回!!

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