2013年7月21日日曜日

すごいチェリーを発見の巻

今年の春先に、ある友人と話していました。

「レイニアチェリーが食べたいけど売ってないよね?」

これがきっかけでした。

自分は『レイニアチェリー』を知らず、初めて聞くフルーツでした。
友人はアメリカ人とのハーフで、結婚して今は日本に住んでいますが、アメリカにいた時に、よくこのレイニアチェリーを食べていたそうです。
日本で一般的なアメリカのチェリーと言えば、ちょっとどす黒い大きめのサクランボで、果肉がしっかりしていて、食べ応えのあるものです。

分からないことがあったらまずはGoogle先生!!
早速でググってみると、レイニアチェリーは普通のアメリカンチェリーとは違い、色は日本の佐藤錦のようで、サイズも日本のものに比べ1.5倍くらい。コストコでごく稀に売っているようで、ネットでもかなり美味しいと評判。
アメリカのワシントン州が産地のようで、友人はヤキマという街で、よく食べていたそうです。
そこまで言われたら果物好きとしては何とかして食べたくなる(>_<)
あらゆる手段を使って仕入れてしまいました。(職権乱用・・・。)


いつもお世話になっている、名古屋の市場で果物担当の方にお願いして1箱だけ仕入れてもらい、昨日早速いただきました。
はっきり言って日本のさくらんぼより断然うまいです。10円玉くらいの大きさで、種が小さく食べ応えがあり、果肉が柔らかいので食べやすく、酸味が少なく甘みが強いという最高のさくらんぼ。従業員や友人たちに食べてもらいましたが、口々に「何これ!!」ってビックリしてました。
こんなに美味しいレイニアチェリーをなぜもっと販売しないんだと思うけど、いくつか問題点があるようです。

まずは価格。
通常のアメリカンチェリーの仕入価格が2倍。かなりお高いチェリーなんです。
そして、もう一つ。糖度が高いので傷みやすい。すぐに販売しないとどんどん腐ってきます。
となると、傷むコストも考え、販売価格はアメリカンチェリーの2.5倍から3倍ほど。
また、天候にも左右されやすく、ある年には全然入荷のない時もあったよう。
かなり貴重なレイニアチェリーですが、今年の入荷もほぼ終わってしまったので入手困難、また来年個人的に仕入れたいと思っています。
なぜ個人的にかって、だって高すぎてウチの店では売れないんだもん!!
どうしても欲しい人は相談してくださいな。
あぁ〜、日本でもレイニアチェリー作ればいいのに。。。

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