2013年5月3日金曜日

若者のフルーツ離れの巻

今日からゴールデンウィークって人もいるでしょうね(^o^)
(やっと半分過ぎたって人もいるでしょう)
ウチみたいな小さなスーパーは全然ゴールデンじゃないんですよ。
みんな行楽や旅行に出かけてしまうので、家で食事をしない。
遊びに行きながら大きなショッピングモールとかで買い物をしちゃうんだよね。
そんなことにもめげずに、日曜日の定休日だけお休みでがんばって営業します!!


昨日のブログで果物のことについて少し触れたので、もうちょっと奥深くまで掘ってみます。
この前、テレビで「若者のフルーツ離れ」ってのをやってました。
その理由として「皮を剥くのがめんどくさい」「種があるのが嫌だ」「値段が高い」
テレビのインタビューで若者に「最近果物食べましたか?」と聞いて出てきた答えは「フルーツゼリーを食べた」「フルーツジュースを飲んだ」など、実際スーパーで果物を買って食べていないようです。
昨年11月のみかん売場

ウチの店では他のスーパーに比べて圧倒的に果物の売り上げが高いです。
それは単純に安いフルーツがいっぱいあるからです。
でも安いだけではお客さんは納得しません。味も大事なんです。
1パック680円のイチゴをいつも買えますか?
人には買い頃値段があるんです。
例えば、大根を98円で値をつけるのと、
108円で値をつけるのでは売れ方が全然違います。
主婦にとってその10円が大きいのです。
昨年10月のリンゴ売場
また、果物なら298円まで。いかにコレよりお値打ち価格で売れるかが勝負です。
昨年、ウチの店ではあるものが爆発的に売れました。
それは、「桃」です。
(すいません売場の写真がなくて。。。)
フルーツの中でも桃の好きな割合って多いんです。
でも「高くて手が出ない」「滅多に食べれない」って聞きます。
その桃が飛ぶように売れました。
原因は一つでは。桃を2個180円とか198円で販売したんです。
しかも特売じゃなくて、毎日毎日。
他の店では2個580円もするのに、マルイチ御油店では半額以下。
昨年9月の梨売場
これで味が悪ければ、お客さんも続きません。
でも売れたって事は、味も良かったんです。
あるお客さんは「この前、○○のスーパーで2個500円くらいの桃を買ったけど全然美味しくなかった。。。」と言われました。
そして、ウチの店に来てダメ元で198円の桃を買ったら500円の桃より美味しかったって言うんです。
そしたら、もう他のお店では買わないですよね。
値段で期待値のハードルさがっているから、美味しかったときの感動さが大きいんです。
なぜこんなことできるのか?って仕入れの違いです。
自分で青果市場に行き、自分の目で見て、舌で味わって、多少傷があっても、変色があっても、見た目よりも味と価格だんです。
大手スーパーの青果担当の方は、青果市場に行かず、バイヤーが買ったものをファックスや電話で注文するのみ。
やっぱり自分で現場に行って仕入れると商品に対する思い入れが違ってきます。
良いものだからぜひ食べてもらいたいって気持ちが強くなります。それが大事だと思うんです。

ブログ3回目でちょっと熱くなってしまいましたが、こんな思いでいつも販売しています。
よかったら、ぜひ一度お店を見に来てください(^_^)

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