2013年5月4日土曜日

キングオブ柑橘の巻

ゴールデンウィークもまっただ中。
今朝は蒲郡のマルイチ三谷店に惣菜を配達していると、蒲郡まで行く途中の山々がメチャクチャきれいで、緑が鮮やかで「これぞ新緑!!」と思わされました。

今日のテーマは柑橘。柑橘と言ったらミカンですよね。
皮も柔らかく食べやすい。
マルイチ御油店の地域は三ヶ日みかんを好む方と蒲郡みかんを好む方が別れます。
ミカンなんてどれも同じと思ってる人、産地によって全く違います。
生まれ育った地域の昔から食べているミカンが一番美味しいと人は感じるんです。
自分は新城市で生まれ育ったので、三ヶ日みかんが主流でした。
三ヶ日みかんは味が濃くて少し酸味のあるミカンです。
なので、ミカンは多少酸味があった方がいいと思っています。
しかし、岡崎や西尾など西三河と言われる地域では、蒲郡みかんの方が主流なので、酸味が少なく甘いミカンを好みます。
食べ比べると全然違います。また、それぞれの産地で早生みかんと青島みかんとがありますが、絶対早生みかんの方が美味しいですから、憶えといてください。
もちろんこの時期にミカンはなく、それでもミカンが食べたいというお客さんもいます。
そんな方には、『デコポン』がオススメ。
ミカンが終わったあとの柑橘では、圧倒的に『デコポン』美味しい!!
酸味もありますが、甘さもしっかりあり、なにしろ味が濃い。
自分は普通のミカンより『デコポン』の方が好きです。
その中でも、今ウチの店に入荷している『樹成り完熟デコポン』があるんですが、これがメチャクチャうまいんです。
こんな甘いデコポン食べたことがないと言われます。
自分はこれが今まで食べた柑橘ではNo.1 キングオブ柑橘だけど、でも残念なことに出荷期間が短く、あまり市場に出回りません。
『樹成り完熟デコポン』は酸味も少ないので食べやすく、味もしっかりとしています。


普通のデコポンと何が違うかというと、読んで字のごとく樹の上で熟したデコポンです。
宮崎の完熟マンゴーが有名になりましたが、同じ原理でやはり樹の上で熟した果物は最高です。
でも、産地から流通にのせて、市場を経由してスーパーのお店に到着するには時間がかかり過ぎるんです。
となると、少し早めに収穫しないと傷んでしまうので、樹成り完熟にはなりません。
デコポンだけに限ったものではありません。イチゴやバナナなどもそうです。
でも、もう『樹成り完熟デコポン』も出荷が終わってしまったようで、ウチの店にも在庫ある限りになりました。
今年間に合わなくても、また来年ありますので、『樹成り完熟デコポン』という名前を忘れずに!!

0 件のコメント:

コメントを投稿